床の耐震補強

7月6日、保育室の床板がすべてはがされ、耐震補強工事がどんどん進みます。

65年前に園舎を建てたときの基礎部分は、すべて木材でした。
しっかりとした木が園舎の床を支えてくれていましたが、今回はその基礎部分を金属のものに取り換えて、建物全体の水平を整えます。

この金属の小さな柱が「鋼製束(つか)」
長さを調整することができ、ミリ単位で床を水平に調整します。

床の下は、石がゴロゴロ!
70年前に、この地を人力で開墾した先人たちの苦労がしのばれます。

この鋼製束を、なんと166本も使って床の基礎部分の補強をします。

鋼製束による調整だけでなく、今回は、部屋の外側部分にぐるりとコンクリートを打ってより頑丈に補強しています。

「これでまた100年もつよ!」と大工の親方さんから太鼓判を押されました!