すみれ藍染め体験

毎年、年長すみれさんは元八王子にある福祉作業所「結の会」の職員の皆さんに教えていただき、藍染め体験をします。


2学期になるとすぐに、洗濯した白いTシャツにそれぞれが好きな模様をつけます。
ペットボトルの蓋やビー玉を輪ゴムで縛ったり、小さい絞りをつくったり、どんな模様になるのかドキドキしながらみんな真剣です。

9月8日、いよいよ藍染め体験の日です。
結の会の畑で栽培されている「藍」を刈って園に運んでいただき、葉っぱをみんなでちぎります。

ちぎった葉っぱを、大型ミキサーにかけます。

ミキサーに葉っぱを入れて100数えると、葉っぱが細かくなりました。
葉っぱをストッキングで濾して口を縛り、葉っぱの玉を作ります。
まだ薬品を入れていないので、素手で触っても大丈夫。
出てきた泡を指ですくいます。


ここに魔法の粉をいれて、藍の玉をよくもみ込んで藍染液を作ります。

このもみこみが大事!
順番に力を入れて藍の玉をもみもみします。すると濃い藍色の泡がどんどん出てきました。

この泡が「藍の華」といって、服をきれいな藍色に染める大事な泡なのだそうです。

さぁ、いよいよTシャツを染め込みます。

藍染の液に漬けて100まで数えてから引き揚げて、空気にあてます。
それを3回繰り返しました。

すみれさんの作業の様子を、たんぽぽさんが園舎から見ています。

水ですすいで、絞っていた輪ゴムを外します。
さぁ、どんな模様ができているでしょうか。

可愛い模様が出てきました!
完成です。

結の会の皆さん、今年も楽しい体験をありがとうございました。